

驚きの連続。亀の瀬地すべり見学
大阪府と奈良県の府県境に位置する亀の瀬地すべり。昭和6年に発生した地すべりでは大和川がせき止められ、鉄道のトンネルも圧壊しました。
地すべり対策はほとんどが地下構造物です。山の中には地すべりを止めるために、たくさんの杭や排水トンネルなどがあり、地上からは見ることができません。ぜひ、地下探検にお越し下さい。
ガイドツアーで亀の瀬の魅力を知る
亀の瀬ガイドツアーでは「亀の瀬地すべり歴史資料室」「排水トンネル」「旧大阪鉄道亀瀬隧道(亀瀬隧道遺構)」などの見どころをガイドが丁寧に説明しながら案内をします。
資料室では地すべり被害状況やメカニズムなどを模型やパネルで詳しく説明し、その後排水トンネルなどの対策施設をご覧いただきます。昭和7年に潰れずに残った鉄道トンネル「旧大阪鉄道亀瀬隧道」では、当時の建築技術と災害の歴史を今に伝えています。緻密なイギリス積みの煉瓦壁、蒸気機関車の黒いすす跡の残る天井、生々しい崩落面など、他所では見ることのできない遺構がライトアップされ、タイムカプセルのように往時の姿をみせており、一見の価値ありです。

亀の瀬地すべり歴史資料室

1号排水トンネル

旧大阪鉄道亀瀬隧道
ツアー時間の変更のお知らせ
下記の期間は暑さ対策のため、ツアー開始時間が変わります。
期間:2025年7月1日(火)〜9月30日(火)
■亀の瀬ロングツアー(約90分)
・10:00〜11:30
・10:30〜12:00
■亀の瀬ショートツアー(約45分)
・9:45〜10:30
・15:00〜15:45
ガイドツアーは事前申込制になっています。本サイトから事前にお申し込みください。ガイドツアーに参加する際に限り「排水トンネル」および「旧大阪鉄道亀瀬隧道」の内部に入ることができます。ガイドツアー以外での内部への立ち入りはできません。
ツアーの一部には、勾配のある道や足元の悪い箇所が含まれており、車椅子や歩行補助を必要とされる参加者様がいらっしゃる場合にはご負担となる可能性がございますので、付き添いの方に介助をお願いしております。
夏の時期は、屋外はかなり気温が高くなるため十分な日差し対策と水分補給のご準備をお願いいたします。

日本遺産「龍田古道・亀の瀬」ガイドが詳しく案内します。
インフラに関することに加えて、亀岩・龍田古道・第四大和川橋梁など歴史や風土の魅力についても案内が含まれます。
【事前申込制】
開催日時:資料室の開館日
各日2回(10:00~/13:30~)
定員:各回12名まで
所要時間:約90分
料金:無料
コース内容

ツアー開始時間の10分前までに必ず受付をお済ませください。遅れた場合、ツアーに参加できないことがありますので、余裕を持ってご来場ください。








【事前申込制】
開催日時:土・日・祝のみ
各日2回(11:15~/14:45~)
定員:各回20名まで
所要時間:約45分
料金:無料
コース内容

ツアー開始時間の10分前までに必ず受付をお済ませください。遅れた場合、ツアーに参加できないことがありますので、余裕を持ってご来場ください。

※ショートツアーは「展示室2」から始まります。ショートツアー中に「展示室1」はご案内いたしませんが、ご来場の際はご自由にご覧いただけます。


※ショートツアーでは「1号排水トンネル」の見学はトンネルの入口付近のみになります。より詳しい見学は「亀の瀬ロングツアー(約90分)」にご参加ください。



団体のお申し込みについて
「亀の瀬地すべり歴史資料室」では、学校や団体・ツアー会社など13名以上でのご参加をご希望の場合、団体申込枠を設けております。
※いずれも1ツアーにつき20名までが上限となります。
団体のお申し込み
AR・メタバースで体験する「亀の瀬地すべり対策」スタート!
亀の瀬地すべりの魅力を最新技術で体感できる、ARアプリ「亀の瀬地すべりナビ」と「メタバース亀の瀬地すべり資料室」を公開いたしました。
スマートフォンやタブレットで現地を巡るARガイドや、仮想空間での地中探検を通じて、地すべり対策の歴史やインフラ技術をより深く学ぶことができます。ぜひ、新しい体験をお楽しみください。
● ARアプリ「亀の瀬地すべりナビ」
令和2年に日本遺産認定を受けた「龍田古道・亀の瀬」の構成文化財の一つである「亀の瀬地すべり」でのインフラツーリズムの充実を目的として制作したアプリです。
● メタバース亀の瀬地すべり資料室
亀の瀬地すべり歴史資料室をメタバース(仮想空間)で再現しました。地中に入ることもでき、深礎工のスケール感が体験できます。